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2013 年 3 月 16 日 のアーカイブ

日本で唯一? クレーンに吊られて乗船する定期船~南大東島~

2013 年 3 月 16 日 コメントはありません



今日は南大東島。これから北大東島へ定期船【だいとう】に乗って行きます。
だいとうは、年間70航海なので、南大東から北大東への船も年間70回。
おおよそ5日に1回のペースでしか乗船ができない。しかも、欠航などがあると、
運行日がずれるので、間際まで運行日が分からない....とっても難しい乗り物です。
乗船時間は1時間ですが、乗船当日の午前中までにチケットを買わないといけない。
予約はその前にしておく必要があるし。チケットは港にある村役場の港湾事務所で。
【絶海の孤島】いうだけの島。湾が無い。波が高いので、船が岸壁に付けることができないので
貨物もお客様も、すべて大型クレーンで吊られて乗下船するのです。人間用のカゴの定員は12名。
これは、船が危険物(ガソリンやダイナマイト)を積載する日は、乗船定員が12名と
規定されているからでしょうか。 とっても不思議な気分?でした。
下手なアトラクションよりも、面白い?ですよ。お勧めの乗り物です。乗船料830円は安いかも。
 南大東島は映画『15の春』の舞台。 主題歌はBEGINが唄います。
高校の無い島なので、中学校を卒業すると、本島や東京へ出るお話です。
では、アバヨーイ(さようなら、の意。八丈島の方言が訛って使われています)




初上陸!南大東島!

2013 年 3 月 16 日 コメントはありません



絶海の孤島、南大東島へ。飛行機は那覇から直行が1日1便。
北大東経由便が1日1便。合計2便。これが全島民500名の重要な足です。
地上の公共交通機関は無い。ホテルの送迎だけが唯一の頼りです。
今日はこのまま北大東へ向かう船に乗るので宿泊は無いのですが、
レンタサイクルを借りる予定のホテルの送迎車に乗せてもらうことにしました。
タクシーも無い島。観光で食べていくには厳しい。島の産業はサトウキビ。
TPP参加となれば砂糖はほぼ輸入になるので島の経済は成り立たない。
現在でも、キロ4000円で製糖工場が引き取りしますが、同様にキロ16000円が
県からの補助金として貰える。キロ当たり2万円の収入。現在でもこれです。
砂糖がダメになれば、島から人口流出は避けられない。厳しい現実です。
空港内にはレストランなどは無く、売店があるのみ。コーヒー程度は飲めます。
ハイジャック検査の係員はRACの職員が兼務。液体検査機は無く、ペットボトルは
蓋を取って、においをかいで確認してました。